Seize the day!! インドネシアの空の下

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結果、引き寄せられた

今日は長文・乱文です。
ごめんなさいー。





私の職種は「青少年活動」です。

協力隊の数ある職種の中でも、

要請内容にかなり幅があり、その活動は隊員によって全く違います。

音楽や図工の情操教育、孤児院の運営補助、少年院や更正施設、日本文化紹介、

スポーツ振興、ストリートチルドレンのケアから学校外教育などなど・・・。

本当に様ざまです。



私は、いま活動しているインドネシアのタカラール県の要請が第一希望でした。

ありがたいことに第一希望で採用されましたが、

第二、第三希望はセネガルでした。

合格した当初は、

ふと「学校外教育」という漠然としたこの要請に不安になって、

「セネガルの要請のほうが明確で良かったかな・・・」なんて

思ったこともありました。

合格できただけでもありがたいのに、隣の芝生は青々と見えていた・・・

(たしかセネガルは村落部の子どもへの保健衛生指導と情操教育でした)




そしてまったくもって今さらの話ですが、本当のところ、

この多様な要請の中から

ストリートチルドレンの案件を希望したかったのです。

(今のインドネシアでの活動に不服があるわけではなく!)




協力隊に来る前に訪問したいくつかの国で、

いつも気になっていた路上の子どもたち。

渋滞する車のあいだをすり抜け、

排気ガスで汚れながら、

石ころを入れた缶をマラカス代わりに歌を歌い、

乾季には信号待ちの車の窓を勝手に拭き、

同情を誘うような表情で、

お金をせがむ子どもたち。



何を基準に「ストリートチルドレン」というのか、

そのはっきりとした定義はわからないけれど、

彼らの姿は私にとって本当に強烈な印象となって残りました。








「彼らのことを知りたい。」









そう思いました。




そして数年後、そういう経験もきっかけになって協力隊を受験するとき、

残念ながら該当するのは「男性隊員」という条件付き要請のみでした。たしか。
(実際、受入れ先要望や安全面などから、要請には様ざまな条件が課されています。)

こればっかりは覆せない。と。

そこで当時出ていた要請の中で1番自分に合いそうなもの。。。と思って

選んだのがインドネシア・タカラール県。

中退者向けスクールや職業訓練講座のプログラムサポート。
(妥協したわけじゃないですよー。インドネシアを選んだ理由は他にもあります。)


途上国でよく言われているのが、

村落部で一次産業に従事していたけど天候などで収入が悪化、

仕事を求めて一家で都市部に移住するも、

親は学校卒業資格も技術も無いので雇ってもらえず(インドネシアは資格が重要視される)

定住地もなく、路上やスラムに住むようになり、

子どもたちが生活のために路上に出るようになるというケース。




もしも、もしも、親に卒業資格があったら?

もしも、親に仕事が見つかっていたら?

理想論かもしれないけど、子どもは路上で働かずにすんだかもしれない。

その子どもには違った生活、違った将来があったかもしれない。


そう思い、いまの活動をするに至っています。(過去の記事はコチラ

学校を中退しないことが、いつかの将来の選択肢を残す1つの道になるように。

卒業資格がなかったことで、夢をあきらめなくてもいいように。

簡単に手を差し出してお金をせがむような生き方を

1人でも多くの子が選ばなくて済むように。





とは言え、今も今日もストリートチルドレンは存在しているわけです。

タカラールにはいませんが、

州都マカッサルの大通りやショッピングモールの周辺、港、モスクや教会の近くなど

よく目にするので、気になっていました。

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ですが、目にするものの、今まで何も行動を起こせなかった私。

きっと私が短期旅行者だったら、偉そうに、

「あげる人がいるからいけないんだよ。

“手を差し出せばお金をもらえる”ことを覚えたら、子どもたちはゲーム感覚でやるよ。

あげるほうの意識改革が必要だね。でもそれってこの短い滞在じゃ私にはできないよ」

とか、なんとか言ってたと思います。




でも、現実に私はここに住んでる。

何か少しでも行動する時間は残ってる。

もちろん気をつけなければいけないことが色々あることもわかってるけど、




「彼らのことを知りたい」




こんな機会、日本に帰ったらもうないかもしれない。






そう思って悶々としていたところ・・・・









(やっと本題です)















結果、引き寄せられました。












きっかけはマカッサルの環境教育隊員。

彼女の活動しているNGOが、環境セクションとは別に

マカッサル市の福祉局と協働で

ストリートチルドレンに対するケアプログラムを作るとのこと。

しかも今後、青少年活動隊員を要請したいと。


私の活動を知っていたこの隊員は私のところに話を持ってきてくれ、

タカラールでの活動がない日に参加してみないかと紹介してくれたのです。

そしてこのNGOスタッフと話したところ、

彼らは私のタカラールでの活動や教育局での経験に興味を示してくれて、

帰国まで残り3ヶ月でも一緒に活動しないかというお誘いをいただきました。





そして昨日、

このNGOスタッフたちと路上へ。

スタッフたちは子どもたちのリストを作成する為に

すでに何度か現場に行っているとのこと。

今回の目的は、プログラムの内容をストリートチルドレンの保護者に説明し、

承諾を得るというもの。

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子どもたちも保護者も、明るくて、気さくな第一印象でした。
(きっとスタッフがいい関係を築いてるんだと思います)

プントンドの子どもたちと同じように笑い、照れて、一生懸命話してくれる。

やっぱり実際に見てみなくちゃ、聞いてみなくちゃわからない。
(過去のブログはコチラ)



でも、スタッフが保護者に説明している最中、

子どもはいきなり車道にぴょんと飛び出して、

信号待ちの車やバイクの間をすすすと抜けて、

なんのためらいもなくドライバーたちに手を差し出し、

お金を手にすると親のところに走って行き、渡す。

そのあんまりにも自然なしぐさに、

この子がこういう生活をし始めてからの時間の長さを感じました。




排気ガスにまみれて、

交通ルールを守らないバイクや車の間を駆け回り、

見ず知らずの大人に悲しげな表情で手を差し出し、

お金を手にする。

きっと嫌な思いをしたり、つらいこともあるだろうけど、

それでも、まいにちまいにち繰り返す。


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そんな彼らに、私が残りの時間でできることはなんだろう。




タカラールでの本来の活動がメインだし、

なのに欲張りなのはわかってるし、

時間があんまり残ってないこともわかってるけど、

何もせずには帰れない気がするんです。

知ってしまったから。




こうして、まさかインドネシアで思いもよらないところから

「結果、引き寄せられた」このご縁を大事に、

自分の役割を見つけ、

エゴでも自己満足でもなく、

何か少しでも、本当に小さなことでも、

役に立てたらいいなと思います。
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by naoko-Indonesia | 2012-07-08 02:06 | 任地活動

健康診断の結果

先月の総会時に受けた健康診断の結果が届きました。

私たちは2年間の任期で2回、受ける機会があります。
(22年度4次隊からは1回・・・?)

結果、コレステロールが基準値オーバー。

だからといって特に問題は起きないんだけど、

1年前の健診から数値が40も上がっていて・・・。

この半年は、特に気をつけていたのに・涙
(去年5キロ増えた体重は少し減ってた!)



原因はジャカルタ。

ジャカルタのせいです。

半年ぶりの都会生活に、若干浮き足立ってしまいました(自業自得)。





おそらく原因の1つ。
この行列の先にあったのが。。。
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なんと!
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最近ジャカルタに出店したらしく、同期と調子に乗ってしまいました。










!!!!
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豚骨ラーメン。

豚です。ブタ。

日本では豚肉はじめ肉はほとんど食べなかったのに、

あまのじゃくな私は「食べるな」という生活を2年近くした結果、

食べれるようになったようです。

お酒も同じく。

ほとんど飲めなかったのに、

先日専門家さんのお宅では、ビール、ワイン、梅酒、カクテルと

出されるがままに、ちゃんぽん。。。

翌日の二日酔いなし。

イスラム生活の反動の恐ろしさを感じています。








おそらくコレステロール値異常の原因は、この豚骨ラーメンを

健診前日に食べたことかと。

しょうがなかったんです。

JICAの健康管理員さんも「まぁしょうがないよねー」って笑ってました。

帰国時健診は気をつけます。



とりあえず、普段はこの豚骨ラーメンとも1300km離れてるので大丈夫です。
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by naoko-Indonesia | 2012-07-04 20:52 | 日々のこと

JICA青年海外協力隊          尚子のインドネシア日記           スラウェシ島 タカラール県          青少年活動隊員          (平成22年度2次隊)
by naoko-Indonesia
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