Seize the day!! インドネシアの空の下

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大人の過去と、こどもの未来

先月、念願だった学校運営委員会と先生たち向けの研修会を開催しました。

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「学校を休ませ海藻養殖の手伝いを子どもにさせる親が悪い」という先生たち。

「先生がうちの子を留年させたから学校に行かなくなった」という保護者たち。



子どもたちの中退や留年を防ぐ為には大人たちの意識を変えることが不可欠。



お互いに原因を求めている双方に歩み寄ってもらうきっかけづくりの1歩として、

「学校運営委員会」に間に立ってもらうこと。

そもそも学校運営委員会の目的は、保護者・地域・学校が協力して良い学校を作る、

そのつなぎ役になること。

委員は保護者や地域の人たち。

一応インドネシアにもそういう制度はあります。


けど、私の活動しているプントンド小学校は残念ながら

今まで委員会活動がまともにされたことはありませんでした。

学校予算にサインをするくらい。


そこで、お隣ゴワ県のNGOに協力してもらい、

そのNGOの支援で学校運営委員会の活動が軌道に乗った小学校の

協力を得て、比較研修会を開くことに。

このNGOと小学校、本当にいい関係を築いていて、

保護者が中・高も巻き込んで独自にコミュニティ組織を立ち上げたくらい。

以前は田植えや稲刈りの時期は子どもは学校に行かず、

先生もまともに授業をしていなかったとか。

そんな彼らの体験談を聞くほうが、

日本人の私があれこれ言うよりも効果があがると思い、

自由に意見交換してもらいました。

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結果は・・・感想アンケートを見る限りでは成功。

感動した。

やる気が出た。

これをスタートに頑張りたい。   などなど

プントンドの人たちに良い刺激があったようです。

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でも。







でも。






でも。








実際のところ、彼らの心の中はわかりません。




ずーっと引っかかってたんです。




プントンドの人たちの中には、

この活動を「ナオコの活動」としかとらえていない人もいること。

自分たちの問題としての認識はなく、

「ナオコがやろうっていうから。じゃあ行ってやるか。」みたいな。


実際、彼ら大人には私の活動があってもなくても同じです。

むしろ仕事が増えた、かき回されたと思ってる人もいるかもしれない。

子どもが留年しようが中退しようが、痛くもかゆくもないわけです。




職が少ないタカラールでは、安定した収入を得られるのは公務員くらい。

でも公務員になるには大卒資格が必要。

大学の学費まで払えるわけが無いから今この時点で小学校を中退しても同じ。

どうせ海藻の仕事をすることになるなら、わざわざ学校に行く必要もないじゃないか。



・・・という話を聞いたり、




そもそも子どもが教育を受けること自体を嫌がる親がいるという噂も。

なんでも、新しい知識が外から入ってくることを極端に恐れているらしいです。

文化を壊されるからと。

貧しくてもこの生活でいいじゃないか。

という話もあり。



そして、このプントンドは僻地。

この閉鎖的空間には、彼らにしかわからないコミュニティの人間関係や歴史があり、

たかだか1年ほどしか関わっていない外国人の私には、それは共有できないものです。

実際、プントンド小学校の校長先生と学校運営委員会の委員長は親戚同士。

本来、外部の目を持つべき立場の委員のはずが・・・。

さらに体育の先生は校長の奥さん。

あれはいとこ。

あっちははとこ。

あいつは義理の兄弟。

と、血縁関係が強く。



こういう歴史や慣習が積み重なってきた大人たちを、

私が変えようとするのは傲慢・・・?





「教育の必要性」は教育系ボランティアの誰もが考えるテーマですが、

私はその授業の内容や読み書き計算はもちろん、

学校の決まりを守って仲間と過ごす時間や、

その中で生まれる人間関係を大切にすること、

自分とは違う他人を尊重すること、敬うこと、

何かに向かってがんばろうって思うこと、

わからないことをわかるまで考えること、

できた!っていう嬉しい感覚を知ること、

インドネシアのことを知り誇りをもつこと、

もしかしたら世界のことを知ること。

そういうことを学ぶ場所が学校なんじゃないかって思うんです。

こういうことを知ったうえで海藻の仕事をするのと、

知らずにするのと、

きっと見えてくるものが違うと思うんです。




でも、残念ながら私の残り任期はあと5ヶ月。

そのあいだに、セメスター試験、セメスター休暇、断食月、断食開け休暇。

きっとこの残り期間で大人たちに意識を変え、協力を求めるのは難しいと思います。

私の力不足。。。

悔しいけど。





そのことをカウンターパートのダニーに話しました。

すると、彼女もこのプントンドで長くNGOとして活動して、

住民たちの意識を変えることの難しさをずっと感じていてたと。

インドネシア人の彼女が何年もかかって難しいと感じていたことを、

外国人の私が1年そこそこで変えられるはずがないか・・・と、

悔しいながらも納得。





残りの5ヶ月をどう使うか。

大人へのはたらきかけを「あきらめる」んじゃなくて、

子どもたちの未来に「視点を変える」んだよ。

と、アドバイスをもらいました。



そうか。

残り5ヶ月で大人を変えようと、目に見える成果を出そうとするから苦しくなるわけで、

今後10年、20年、30年先の大人をいま育てるって考えたら、

すごく気持ちが落ち着きました。



今の子どもたちが大人になったとき、

何かが少し良くなってるといいな。

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by naoko-Indonesia | 2012-04-28 23:18 | 任地活動

インドネシア食 ~JALANKOTEK~

私の前任者の大好物☆

私も好きでよく食べてたら、あっという間に・・・残念な体型に。


配属先の教育局にも売りに来てくれるし、

道でも売り歩いてるし、

さらに1個Rp.1.000(10円弱)という安さ!

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見た目は揚げ餃子?

中味はニンジンやじゃがいもと炒めた春雨?

いつもよくわからず食べてるから・・・。

これを唐辛子ソースにつけて食べる。

おいしいです。

ビール!って言いたくなる。
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by naoko-Indonesia | 2012-04-27 22:54 | インドネシア食

愛車 番外編

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「バジャイ」といいます。

スラウェシにはなくて、これはジャカルタで。

ベントールは客席が前。

バジャイはうしろ。

どちらもバイクです。

雨が降っても大丈夫で便利なんだけど、

値段交渉がめんどくさいのであんまり・・・


愛車・・・ではないか。
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by naoko-Indonesia | 2012-04-26 22:48 | 日々のこと

び・は・く!!

防ごうと思っても防ぎきれない紫外線・・・

もう、どんな手を使ってでも白さを取り戻したい!と、

ワラにもすがる思いです。




そんな私のインドネシア的美白グッズ
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左がbengkoangという果物を使ったせっけん、

真ん中がpapayaのボディローション、

右がbengkoangの美白マスク。


パパイヤもブンコアンも美白成分が入っているらしいので、

わずかな期待をこめて。



このブンコアンという果物、このまえ見かけたので食べてみたら

すっごくおいしくなかった(>_<)。。。

食べたら効果2倍かも・・・と、安易な考え。
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by naoko-Indonesia | 2012-04-21 22:54 | 日々のこと

私のカウンターパートを紹介します。

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左がダニー、右がロハナです。

2人とも、私の配属先の教育局職員ではなく、

活動しているPUNTONDO集落にある環境教育NGOのスタッフです。

本来は配属先からカウンターパートを選ぶのが理想なんだろうけど、

残念ながら叶わず。

私の力ではこちらの公務員を動かすことができませんでした。



このNGOは「環境」を広くとらえ、

この地域の住民の生活環境改善の1歩として、

PUNTONDO小学校の教育に関心があり、

そこでたまたま知り合った私の「この地域で中退をなくしたい、学校の質を良くしたい」

という考えに賛同してくれ、一緒に活動することになりました。



本当は、赴任してしばらくして偶然知り合っていて、

教育局で右往左往戸惑っている私を誘ってくれていたのだけど、

当時の私は配属先を離れて活動して良いのか、

どうやって上司に説明すればいいのか、

そもそも活動の方向性も見えておらず、

結局うやむやになってしまっていました。

でも、不思議とまたご縁ができて、

こうして一緒に活動できるようになりました。

活動の嬉しかったことも、悔しいことも、未来のことも、

本当に何でも話せる大切なパートナー。







PPLH PUNTONDOホームページhttp://www.forumms.com/pplh/
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by naoko-Indonesia | 2012-04-18 07:20 | 任地活動

タカラール革命

私の任地タカラールに、




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先日コンビニがオープンしました!!!!!




もうビックリです。

クーラーが効いてて、

レジがあって、

今までタカラールでは見たことのないマヨネーズやサランラップがあったり。

冷凍庫も立派なのが入ってて、アイスクリームが整然と並んでた!

もう本当にビックリです。



でも、やっぱりコンビニ。

高所得の人しか買えない金額設定です。

私も、たまに行ってチラ見するくらい。目の保養のため・笑



タカラールの格差、こうやってどんどん広がっていくんだろうなーって感じてます。
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by naoko-Indonesia | 2012-04-17 07:01 | 日々のこと

小学校で。

このセメスター、プントンド小学校の3~6年生の総合学習を受け持っています。

この指導科目の先生がいないからと、1コマまるまる休み時間になってしまっていて

子どもたちがボーっとしているだけだったので、

校長先生と相談して、せっかくならと教えることになりました。


ただ座って先生の話を聞いているだけの授業方法が主流のタカラールで、

楽しく勉強する方法を先生たちに提案したかったし、

ただ教科書をノートに書き写す子どもたちに、

学校の勉強が楽しいって思ってほしいと思って。

学校が楽しいと思えば、

子どもたちは何よりも学校に行くことを優先してくれるようになるんじゃないか。

保護者も、家の手伝いよりも学校に行くことに理解を示してくれるんじゃないかと。





そこでカウンターパートと相談して、

この地域の子どもたちにたいして感じていることや、

知ってほしいこと、

気づいてほしいこと、

彼らが楽しいと感じることなどを組み込んだシラバスを作成し、授業を始めました。




1回目は「自分を知る」
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友達に自己紹介をしてインタビューを受けるゲーム。

対面でまじめに話したり、人前で話すことに慣れていない子どもたち。

パニック気味でした。。。






2回目は「自分の住んでいるところ」
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3,4年生は自分の家をテーマに絵に描いて、グループ内で発表。

「家の前に、ヤシの木があります。」「高床の家です。」とか、

なんでも彼らの思うように。

5,6年生は地図を使って自分の村の位置を探すアクティビティ。

この日は1年生から6年生までで出席児童15人・・・。

なので1,2年生も一緒に授業。



学校にちゃんと来た子どもが損した気持ちにならないように、

学校に来ることは報われる、楽しいって思ってもらえるように。
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by naoko-Indonesia | 2012-04-16 07:30 | 任地活動

嫁に来ないか?

世の中にはこんなに結婚する人たちがいるの?

っていうくらい、インドネシアに来てからしょっちゅう結婚式に遭遇します。

タカラールのような地方では、風習から家で式を挙げることが多くて

家の前に大きなテントが張られて、道は通行止め。

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前日の夜から前夜祭が始まり、1日目は新婦の家に新郎が挨拶に行き、

2日目は新郎が新婦を連れてきて新郎の家で式。

両家の両親は、お互いの式には参加できないしきたりになっているので、

家で待っています。


料理は親戚や近所の人たちで準備。

日本のように式次第があるわけではなく、1日中お客さんがひっきりなしに来ては

食事を振舞うので、台所はてんやわんや。

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近所の結婚式で。
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マカッサル人の伝統的な婚礼衣装。

新婦はイスラム教徒なので髪を隠しています。

私が着ているのはインドネシアの伝統衣装「クバヤ」。

イスラムの地域でこんな透けてる服いいの?と思ったのですが、

それはそれ、これはこれ、ということらしいです・?笑





それで「嫁に来ないか?」の話。

アフリカ隊員ほどではないと思うのですが、

インドネシアでも日本人はモテます。

ましてや20代後半の独身が、外国で好き勝手して(いるように見える)、

これはもう身を固めさせたほうがいいんじゃないか???と、

親切な(?)タカラールの皆さまは、

「ここで相手を見つけなさい!」と、しきりに言ってきます。

それくらいは挨拶代わりと思ってかわせるんだけど、

「うちの息子が29歳、銀行員。英語も話せる。今度ごはん食べに来なさい。」

という、すごく意味深なお誘いや、

「うちの弟がまだ結婚しないの。ナオコ、ちょうどいいわね。」

という、ストレートなお誘いまで、

本人の意向まったくお構いなしで盛り上がるおじさま、おばさま方。

なんて積極的な婚活なんだ・・・。

「仏教徒とじゃないと結婚できないの(ウソ)」

「日本で婚約者が待ってるの(大ウソ)」

ウソついてごめんなさい!と思いつつ、

これも異文化体験、ほどほどに話を流してやり過ごす日々です。
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by naoko-Indonesia | 2012-04-15 06:32 | 日々のこと

インドネシア食 GADO GADO

私の好きなインドネシア料理

「GADO GADO」
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もち米みたいなごはんに、

キャベツ、もやし、長豆、白菜などをゆでて、

ゆで卵と揚げせんべいをのせて、

甘辛のピーナツソースをかけた料理です。

インドネシア料理では珍しく野菜がたくさん入っててヘルシー。

見た目はごちゃっとしてるけど、イチオシ。

ちなみにこのお店のはRp.6.000(50円ちょっと)。
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by naoko-Indonesia | 2012-04-14 07:30 | インドネシア食

愛車 その3

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タカラールで乗ってる自転車です。

10,000円を値切って7,000円くらいだったかな・・・(新品なのにさびてたから)

でも、買って2週間で前輪も後輪もパンクして、結局交換代がかかった。

交換したタイヤも弱くて、しょっちゅう空気が抜けています。


チェーンのフレームに大きく「MADE IN CHINA」って。。。

でも、私の愛車。



炎天下を自転車に乗ってる人も滅多におらず、

帽子にアームカバー、鼻までストールで覆って、目立ってます。







↓↓私用連絡↓↓

まや→メールありがとう!元気です☆
    返信がエラーになっちゃうので設定確認して~(>_<)
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by naoko-Indonesia | 2012-04-13 06:23 | 日々のこと

JICA青年海外協力隊          尚子のインドネシア日記           スラウェシ島 タカラール県          青少年活動隊員          (平成22年度2次隊)
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